ダメな人の何がダメ？07

前回のダメな人の何がダメ？06の続きです。

弱者のオーラは悪い事ばかり招きます。

これは意志の力が強い人やいわゆる成功者から見ると解ります。

「あ、この人色々と弱そうだな…」
「何をしてもダメそうな気配しか無い…」みたいな感じですかね。

当然、こういう相手には強気に出る人も多く居るでしょう。

だからブラック会社に雇われやすくなるのです。
こういう弱い部分を見抜かれてしまうから。

弱者のオーラが出ている人は扱いやすいです。

ブラック会社経営者やパワハラモラハラ管理職。
こんな人達からすれば格好のカモ。

強気に扱えば反抗もしないし。
転職も難しそうだから低賃金でも辞めないだろう。
無理にあれこれやらせるのも簡単そうだｗ

足元を見られて酷い扱いをされるパターンです。

子供時代からのイジメから弱者オーラを出しても。
大人になってからの体験で弱者オーラを出しても。

結果としてマイナスしかもたらしません。

他人から嫌な事を体験させられる場合のとっかかりは

子供時代であれば
「運動が苦手」「学問的にイマイチ」「動きが鈍い」「気が弱い」
「病弱」「人と少し変わってる」「体形や体質の特徴から」…等。

大人になってからであれば
「仕事が遅い」「行動が遅い」「会話が下手」「低学歴」「社員と派遣の差」
子供時代から弱者オーラを引きずっていれば「パワハラ」「モラハラ」…等も加わります。

そんな理由で扱いが変わり人と人のパワーバランスが決まるのです。

確かに、これらのマイナス部分を持つ人は居ます。
自分もそんな中の1人なので幼少期は散々な目に遭っています＾＾；

劣ったところ、マイナス面があるからそういう扱いを受けて当然だ、と言う人も居ます。

こういう要素があったとしても。

こんな役回りを押し付けられてもそこに居続ける必要は無いのです。
そういう扱いを受けて当然だと言う人なんかのいいようにされる必要はありません。

しかし、これが数年間続けられると人の中の何かが「諦め」に変わりやすい。
いつしかそんなマイナスだらけの扱いが「俺（私）の常態」と思いこんでしまうのです。

そうなると自分自身の価値観として

低賃金で当たり前
節約生活は良い事
お金が無いけどそんなもんだよね…
バイトやパートしか雇われないのも普通
派遣になれたらアルバイトやパートよりマシになった気分！

なんて感じに陥りやすくなります。

これがダメな人はより一層、ダメな人という役回りを周りや世間から与えられる図。
ダメな人とされた人はずっと低賃金で長時間労働も世の中こんなもんだと思い続ける。

ダメな人の何がダメ？の趣旨と少し系統が違うかもしれません。
でも、これも充分にダメな人の何がダメ？の一部だと感じます。

周りから損な位置を押し付けられて居るのにそれに気付かない。
周りから嫌な目に遭わされているのにそれを打破しようとしない。（出来ない）
そういう扱いが普通であると自分に言い聞かせてしまっている。

こう、思い続ける限り。
ずっとパワーバランスの底辺に居続ける羽目になります。

その不条理に気付けないのは自身のせいである部分の1つです。
その不条理に気付いても打破しないで身を置いているのも自身のせいの1つです。

何かで成功をする人は「弱者のオーラ」を持っていません。

だから、弱者のオーラは払拭しないとならない部分なのです。